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転職するということ 転職・復職のタイミング
転職するということはとてもエネルギーのいるもの。
ここでは転職する時の心構え、準備することなどの全般的なことを
ご紹介します。
転職を考えている保育士や、復職を考えている保育士は少なくありません。しかし、転職や復職が難しい世の中、いつどのタイミングで行動すると良いのかは悩みの種です。
そこで、このページでは保育士の転職や復職のタイミングについて考察していきます。また、転職や復職にあたって準備しておきたいことなども記述致します。
保育士の転職のタイミング
保育士の転職に良いとされるタイミングは、2月〜3月と言われています。なぜなら、この時期は新年度からの子供の数を保育園が把握出来るタイミングでもあることと、既存の保育士が退職の意向を示す傾向がある時期だからです。その事から、2月〜3月は、4月からの職員体制を整えようとする保育園が、保育士の求人情報を出すことが多くなるタイミングなので、転職には良い時期なのです。
しかも、この時期は新卒の保育士は内定が既に決まっている時期ですので、求人情報を出してもなかなか人が集まりません。ですから、転職組の保育士に有利なタイミングと言えるでしょう。転職を考えるなら、2月〜3月のタイミングが1つの目安となります。
退職までに準備しておきたいこと
転職するなら、今いる職場は退職ということになります。円満に退職するために、用意しておくべきものや手続きはしっかりとしましょう。退職間際になって焦ることのないようにしておきたいものですね。
1上司に相談する
退職の意思が固まったら、まずは直属の上司に相談をしましょう。目安は退職する3ヶ月くらい前です。本音で話せる上司であれば、退職の理由を正直に伝えるのが良いです。逆に、本音で話せない上司や普段仲の悪い上司であれば、本当の理由を話して余計に関係が悪化することもありますので、退職理由については正直に話すことだけが最善とは限らないでしょう。また、噂で上司の耳に退職の話が入るのも良くありませんので、同僚に話すよりも先に上司に相談することをおすすめします。
2退職届(退職願)を提出する
退職の1ヶ月前までに、保育園に退職届(円満退社の場合は退職願)を提出します。退職の手続きは、保育園の規則に従って行って下さい。また、退職日までに、後任となる保育士に業務を引き継げるようにしておきましょう。
3保険や税金の手続きをする
退職したら、保険や税金などのお金にまつわる手続きもしなくてはなりません。転職先が既に決まっていてすぐに就職となる場合は良いですが、すぐに転職しない場合は、年金や保険が国民年金と国民健康保険になるため、切り替えの手続きが必要となります。さらに、ハローワークに離職票を提出して、雇用保険の失業給付受給手続きを行う流れになるのが一般的です。
保育士の復職のタイミング
結婚や出産のタイミングで退職する女性は少なくありませんが、復職が難しい現状があるため、なるべく退職したくないと考えている女性も多い傾向です。現代の日本は、一度退職してしまうと、いかなる理由でも復職しにくい社会というのが実情。一般の会社員も保育士も、復職が難しい世相となっています。
しかし、保育士の場合子育て経験があると即戦力になるため、復職に有利となるケースが多いです。復職のタイミングは、子育てが一段落してからというのがベストかも知れません。子育て経験のない保育士が復職する場合は、保育士の復職を支援する講座やセミナーに参加してみると良いでしょう。そういったセミナーは、保育園や自治体が開催している場合があります。
復職までに準備しておきたいこと
1家事と育児と仕事をこなせるか
復職したら家事や育児はこなせるか
まずはこれを念頭において復職活動をしましょう。厳しいと感じるようであれば、復職はすべきではないですしタイミングが今ではないのかも知れません。
2保母資格から保育士の登録へ
平成11年4月より、「保母」は「保育士」に名称が変更になりました。それに伴い、保育士登録を行って保育士証を交付されないと保育士として働けないというように、制度も変更されました。したがって、平成11年4月以前に保母の資格を取得した方が保育士として復職するためには、手続きを行い保育士として登録する必要があります。
3保育士以外の資格を取得する
資格を持っていると復職に有利となる場合があります。保育士が持っていると良い資格は、チャイルドマインダー、ベビーシッター、幼児体育指導者、食育指導士、救命技能講習認定、幼稚園教諭など。保育士の仕事をしながらでも勉強出来るので、転職の際にも良いでしょう。しかし、それぞれの資格によって勉強期間は大きく異なるため、長期間の勉強が必要な資格は計画を立てて行っていくことが大切です。
4求人情報を集める
復職するからには、求人情報を集めることが必須です。求人情報誌で探すのも良いですが、最近では保育士の求人に特化した求人情報のサイトも多いので、インターネットを使っての求人情報探しもおすすめです。