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面接で長所を聞かれたときの答え方

求人広告を見て応募したら、次は面接です。保育士に限らず、就職の前には人事や採用担当者の面接があるのが一般的です。
面接では、必ずと言って良いほど「あなたの長所はどんなところですか?」という質問をされます。どの保育園でも面接の際には必ず聞かれますので、面接前にあらかじめ準備が出来るのが強みです。
でも、採用に繋がらない答え方を準備するのはもったいないこと。ここで、面接の際に長所を聞かれた場合の答え方について考えてみましょう。
面接で長所を聞かれるのはなぜ?
面接では必ずと言って良いほど自分の長所について聞かれますが、どうして面接官は長所を聞くのでしょうか。「私の長所なんて聞いてどうするの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は面接官は長所を聞くことによって、仕事に対するその人の強みは何かを分析しているのです。
例えば、保育士の面接で長所を聞かれて「決められた仕事を正確にこなすのが得意です」と答えたとしましょう。保育士には仕事をするにあたり、園児や保護者とのコミュニケーションを取ることが必要ですし、ほかの保育士との連携や、臨機応変に対応しなければいけない場面が沢山あります。決められた仕事を正確にこなす能力は素晴らしいですが、保育園側が採用したくなるような魅力のある人材とは言い難いでしょう。
野かに、「子どもと話したり体を動かしたりするのが大好きです」という方がいれば、保育園ではその方を採用したいと思う可能性が高いです。ですから、面接で自分の長所について答える際は、仕事に活かせる事柄という視点で考えると良いでしょう。
面接で長所を答えるときのポイント
面接で自分の長所を答えるときは、保育士の仕事に活かせる事柄を答えると良いと上で述べましたが、それ以外にも抑えておきたいポイントがあります。
長所は自分のアピールポイントとして重要なものです。しかし、あれもこれもと沢山答えると、自慢話になってしまいます。面接官は自慢話を聞きたいのではないのですから、長所は1つに絞り、その長所が保育士の仕事に活きた場面などを例に出して答えると、なお良いでしょう。
また、「自分には長所がない」という方もいますが、長所が全くない人はいないはずです。面接で「長所がありません」と答えるのはNG。面接官は、長所を聞くことによってその人の強みを分析しているのですから、長所がなければ仕事に対する強みがないのと同じということになってしまいます。長所が思い浮かばないときは、自分の性格から長所を探すのではなく、これまでの仕事の経験から自分の強みを探してみると見つけやすいでしょう。